菅野結花監督作品
「きょうを守る」
Resilience - Protecting Today -
Directed by Yuka Kanno
今日、大学で震災のドキュメンタリームービーを見ました。ムービー自体は2011年の夏頃に岩手県の三陸高田で撮影されたものでした。三陸高田はもっとも被害の大きいところです。ムービーは現地の方達のアリのままの声を撮影していて、とても生々しく感じられました。
私の実家は山形で、岩手、宮城ととても近いところにあります。私や私の家族、友人がほぼ影響がないのは、本当に幸運なのだと思います。一瞬の出来事で、たくさんの命が失われた事は本当に残念です。再度お悔やみを申し上げます。
ムービー中で、被災地出身の学生さんがこんなことをおっしゃっていました。 「友達の中には、「大変だったね」と言ってくれる人がいるけど、私たちの中ではまだ終わってないんだよね。」 正直にいうと震災発生から1年間たって、私のまわりではこれまでとほぼ変わらない日常を過ごすことができます。しかし、現地の方達はまだ被災地と戦っているということを改めて認識させられて、なんとも恥ずかしい思いでいっぱいです。
現地では完全復旧するまでに8年を見越しているそうです。近隣県の出身として、何か役に立ちたい思いで一杯です。改めて気づかせてくれた、このムービーに感謝。
翻訳・字幕作成に取り組まれたIUの教授・学生の皆様お疲れさまでした。
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